【アウトドア入門コラム】はじめてのナイフ タング選び
はじめての○○シリーズ 第3弾!
今回のはじめての〇〇シリーズは【ナイフ タングの種類】についてご紹介します★
前回のブログで、WTG Red Wolf(軽くてコンパクトなハンティングナイフ【Red Wolf / レッドウルフ】)をご紹介した際に、
ナロータングという言葉を使ってナイフを紹介させて頂きましたが、そもそも、タングとは何ぞや?というお話です(^^)
タングとは…?
タングとは、ブレード(刃)とハンドル(持ち手)を繋いでいる部分のことで、ハンドル内に納まっているブレード鋼材のことを指します。
日本刀などでは柄の中に込めるという意味で「なかご」と言われています。 ↓の写真はハンドルをつける前のナイフ鋼材です。
赤く囲われている部分がハンドル内部の鋼材、つまりタングということになります。
タングの種類
タングにはいくつかの種類があり、それによってナイフの使い方が大きく変わります。
①フルタング
アウトドアナイフの中でも最も主流で、使い勝手の良いタングになります。
実際に使うブレードの部分とハンドル内の鋼材が均一で一体になっているため、
ブレードが折れてしまう心配が少なく、力強く使うことができます!
②ハーフタング
フルタングの下半分を削ったタングになります。
フルタングは頑丈ですが、その反面重くなりバランスが取りにくいです。
ハーフタングは鋼材を半分削り軽量化したものになります。
③コンシールドタング
ハンドルの中に溝を堀り、ハンドル材でブレード鋼材を包み込んでいる形のタングです。
そのため、タングは外に露出しないような造りになっています。
軽く、ブレード鋼材が露出していないため、錆びにくいという特徴があります。
④ナロータング
タングの中でも比較的に細く、コンシールドタングのように、ハンドル内の溝にブレードを差し込むような造りになっています。
ハンドルのエンド部分からネジや樹脂などで止めて固定されています。
プーッコナイフなどで使われています。
それぞれのタングの特徴を見ながら、使い方に合った1本を見つけてみてください♬